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太陽熱養生処理普及セミナーin新潟(参加無料)

2019年10月04日


太陽熱養生処理技術普及セミナー
現在における究極の土づくり技術のメカニズムを公開します

①日時:2019年12月4日(水)午後1時~5時
②場所:新潟アグリパーク 研修室
(〒950-1406 新潟県新潟市南区東笠巻新田3044)
⓷参加費:無料
④参加のお申し込みをお願いします。
下記のHPの参加申し込み専用フォームよりお申し込みできます。
https://www.jofa-blof.net/blof-in-7-28-1
⑤主催:一般社団法人日本有機農業普及協会(JOFA)
⑥講師:中村隆宏(JOFA・BLOFインストラクター)

※ 当事業は有機農産物安定供給体制構築事業、産地間・自治体間連携支援事業、生産技術課題対応実証事業の補助金を活用して運営しています

・土壌を短期間で栽培に最適な団粒構造にすることができる
・多収穫・高品質を実現するための土づくり技術
・根の量を増やすことができる
・雑草が生えないので除草いらず
・土壌の病害虫も駆除できる

◆プログラム
受付開始:12時30分~
1:00~1:50
 土壌を団粒化した方がよい理由
 土壌が団粒化するメカニズムの解説
2:00~2:50
 太陽熱養生処理の仕方・注意点
3:00~3:50
 太陽熱養生処理の利点
 病害虫抑制のメカニズム
4:00~5:00
 質疑応答

◆太陽熱養生処理とは
畝に60%の水分を含ませて、堆肥を溶かし、透明シートで密閉し、太陽熱で蒸す。堆肥から発生する二酸化炭素の膨張圧力で土壌を粉砕し、昼と夜の温度差で膨張収縮を繰り替えさせ土壌を団粒化する。土壌団粒の魅力は隙間の方にある。隙間に空気と水が適度に保たれることで、細かい根が増え、根の全体量が増える。根が増えることで、栄養成分の吸収量が増えるため、品質も収穫量も向上する。密閉されたシート内は酸欠状態になるので、雑草の種も、根をかじる害虫も、土壌中のカビの胞子も、酸素が必要な生きものを死滅させることができる。


農業EXPOにてオンライン施肥設計ソフトのお披露目!

2019年10月04日

農業EXPOにて「オンライン施肥設計ソフト」のお披露目を行います!

10月11日(金)午後2時20分~2時50分
幕張メッセ「農業EXPO」内で
日本有機農業普及協会 小祝政明代表が講演を行います。

講演テーマ:
高品質・高栄養価・多収穫・病害虫に強く、安定生産ができ、しかも美味しい「BLOF栽培」のメカニズムをまずは説明。

そのBLOF栽培をIOT技術を活用してアシストし、もっと簡単に、誰でも取り組めるようになるスペシャルツールを紹介。

NTTコムウェアと共同開発している「オンライン施肥設計ソフト」についての解説を行います。

また、10月9日、10日、11日 毎日、午後1時15分~1時30分
幕張メッセ「農業EXPO」内のNTTコムウェアのブースにて小祝政明代表が、15分の説明会を開催します。

※ 入場には事前申し込みが必要です。下記のHPより申し込みができます。会場へ入るためには事前申し込みが必要ですが、上記の講演については、事前の申し込みの必要はありません。

https://www.agriexpo-tokyo.jp/ja-jp.html

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国連総会SDGsカンファレンス2019にて第一席となりました!

2019年09月30日

2019年9月25日、アメリカ、ニューヨークの国連総会にて、SDGs(持続的な開発目標)をテーマとした国連職員向けのカンファレンス(技術学術検討会議)にて、当協会代表 小祝政明氏が、「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」という目標を達成するための技術として、BLOF栽培技術を用いた、アフリカのザンビアでの収穫量UPの取り組み、および干ばつに強い農産物づくりの取り組みについて、事例発表を行った。

有機物を用いた土づくりによって、栄養価が高い農産物の多収穫栽培が可能となり、これにより収穫量を減らさずに、栽培面積を減らすことができ、栽培面積を減らした分を森にすることで、水源を確保することができ、水を確保することで、農産物の安定生産が可能になることについて解説した。

このBLOF栽培技術を導入すると、森の木も早く大きくすることができる。水源の森は農業者だけのものではなく、その地域に暮らすすべての生きもののために有益であることを重視し、森の管理を農業技術をもった農業者が行うことで、農産物を食べる人が、農産物を消費することで、森を守る取り組みにも参加できるようになれば、人間も生態系の一員として共生調和できるのではないだろうか。

そして、SDGsの達成のためには、教育によって、自らのことを自分で考えることができるようにすることが大事であり、教育によって、行動できるようになることが大事であり。教育こそが社会をよくし、未来を切り開いて原動力となると締めくくった。

この発表は、13の発表に中で、第一席に選ばれた。
http://unga-reception.org/awards/

食べることは、生きていくことと同じ意味をもつ。命をつなぐための食べものである農産物をつくる技術・技能は、「読み書き・そろばん」と同じくらい、人が生きていくために不可欠な基礎知識といえる。しかし、現実には、多くの地域で、農産物を栽培するための土壌を、どのように持続的にマネージメントしていくのかという知識がひどく欠落している。農業は理科である。生態系のメカニズムを正しく理解し、土壌を無理なく豊かにしていく「土づくり技術」を学ぶこと、正しく実践することで、地球から飢餓で苦しむ人を無くすことができる。


(1)わたしたちには強みがある。
それは、
①多収穫が可能
②高糖度、高品質、高栄養価の農産物を生産できる
③病害虫に強い、安定性生産ができる。

(2)わたしたちの技術の特徴
農業=理科と考えている。現状を正確に観察し・観察結果を科学的に分析する。
多収穫・高糖度・高品質・高栄養価・高耐病虫害性・安定生産。これらは栽培生産された結果である。このような結果になるように栽培生産の細部をプログラミングしていく。つまり、現状を把握し、植物が育つための環境に足りもないものがあれば、それを補い。作物が育つために最適な土壌環境を用意してから栽培する。成功するようにきちんと細部まで計画し、計画に基づいて実行する。

その要となる技術が「土壌分析技術と施肥設計技術」
作物が育つために必要な土壌中の栄養成分を調べて、足りないものがあれば補う。

施肥設計ソフトは現在、オンラインタイプのものを開発中。2020年4月頃リリース予定。
土壌分析の結果・圃場の位置・栽培する作物・作付け予定の月日を入力すると、自動で最適な施肥量を表示してくれる。

農業者が自分で力で、自らが耕作する土壌の現状を正確に知ること。農業者が自分の力で、作物を健康に育てるための肥料設計を行えるうようにすることが重要と考えている。ここに農業者が知ることができない「ブラックボックス」があってはいけないと考えている。


(3)植物生理に調和した栽培
わたしたちが農産物を栽培する上で、もっとも重視しているものは「植物生理」である。
植物は「独立栄養生物」である。植物は太陽の光と水と炭酸ガスがあれば光合成によって生きるためのエネルギーの源であり、体をつくる炭水化物のもととなるブドウ糖を生産することができる。

(4)光合成のメカニズム
作物は光合成をどのように行っているのか?光合成を行っているのは葉緑体である。
葉緑体の光を受け止めるところは葉緑素(クロロフィル)である。
葉緑素の中心構造はマグネシウムであり、マグネシウムを4つの窒素が支えている。
光を受け止めた葉緑素は、光を電気にして、水を電気分解して、水素と酸素にしている。
酸素入らないので外へ捨てる。植物は光という形のないものから、水素という形のあるものを得ている。
水素は単体でエネルギーを持っている物質であるが、爆発してしまう危険な物質でもある。
そこで植物は、二酸化炭素という消火剤を使ってブドウ糖という安定物質にして貯蔵している。
この時に水を捨てることで、太陽光で温まった葉緑体自体を冷やしている。
光合成にて、ブドウ糖を生成するには、大量の水が必要となる。

(5)光合成能力を活性化させることで、多収穫・高糖度・高品質・高栄養価が実現できる。
ビタミンCもクエン酸もセルロースも炭水化物の仲間。栄養素も炭水化物の仲間であり、光合成能力を活性化させることで、多収穫・高糖度・高品質・高栄養価が実現できる。


(6)ザンビアでの課題
ザンビアでは、なぜ作物がうまく育たないのか?
まずは、土を調べて、原因を調べてみる。
調べた結果、ザンビアの土壌は、リン酸が非常に効きにくいということがわかった。


(7)ザンビアでの方法
リン酸を効かすための工夫。リン酸の肥料を発酵ケイフンで包み。発酵微生物がつくる酸でリン酸を溶かし、作物が吸収できるようにした。


(8)有機物が土壌を団粒化するメカニズム
肥料を入れて、土壌栄養状態を最適化しても、その栄養成分を作物が吸収してくれなくては意味がない。作物に栄養成分を積極的に吸収させるには、作物の根を増やしてやるしかない。作物の根が増える条件。それは土中に栄養成分を溶かした水と、根が酸素呼吸して吸収するためのエネルギーを得られるように酸素があるという条件。この条件を得るために「土壌団粒化技術」が重要となってくる。

土壌を団粒化している主役は酵母菌。酵母菌は酸素がまったくない状態でも、ブドウ糖をアルコールに分解しエネルギーを得ることができる。このとき発生する炭酸ガスの膨張圧によって土壌を内側から砕き、バラバラにする。180gのブドウ糖をアルコール発酵するとき、44.8?の炭酸ガスが得られる。昼間は熱せられて膨張し、夜になって温度が下がると冷やされ、収縮する。この膨張と収縮を繰り返すことで、土壌は団粒化していく。しかし、酵母菌は堆肥の成分であるセルロースもタンパク質も直接は食べることができない。そこでサポートする微生物が必要となる。それが納豆菌。納豆菌はセルロースをオリゴ糖に、オリゴ糖をブドウ糖に分解する酵素をもっている。さらに納豆菌はタンパク質をペプチドに、ペプチドをアミノ酸に分解する酵素をもっている。堆肥のセルロースをブドウ糖にし、堆肥のタンパク質をアミノ酸にし、酵母菌に供給している。

土中でできたアルコールは酸化されて、酢酸になる。酢酸は根から吸収されて、作物の体をつくる炭水化物を補うこともできる。


(9)微生物の活動によって土壌を団粒化させることができる。
長い棒が抵抗なくするすると土中に入っていく。
土壌中に隙間が多くあり、その隙間に水と空気があるため、根は呼吸することができ、細胞を盛んに分裂させ、広い範囲に細かく根を張らせることができる。


(10)ザンビアでの結果
わたしたちの技術が施された圃場のトウモロコシの葉は、黄色く枯れるのが遅く、緑の色を長く保ち、通常の畑のトウモロコシよりも長く光合成を維持し、長く炭水化物を作り続けた。
これは、土壌を団粒化することで根の張りがよくなり、根の量が増えることで、葉緑体を維持するためのミネラルをより多く吸収することができたことにより実現できた成果。


(11)アミノ酸肥料の活用
写真は東大の二瓶先生が行った研究成果。アミノ酸の種類による作物の生育の違いについて、調べた結果。


(12)硝酸とアミノ酸、生育の違いの比較。
①硝酸を吸収した場合。
硝酸は葉の中に運ばれて、光合成によって生成されたブドウ糖を使ってアミノ酸に合成され、生長点に運ばれてタンパク質になり、新しい細胞になる。新しい細胞はセルロースの外壁をつくる必要があるので、光合成によって生成されたブドウ糖を運んできてセルロースをつくる。光合成によって生成されたブドウ糖が残っていれば、それがビタミンなどの栄養になる。
②アミノ酸を吸収した場合。
すでにアミノ酸の状態なので生長点にダイレクトに運ばれてタンパク質に合成されて新しい細胞になる。新しい細胞ができた時点で、光合成によって生成されたブドウ糖は手付かずなので、細胞を守るセルロースの外壁は厚く強固なものをつくることがでいる。細胞の中に蓄積されるビタミンなどの栄養素も、光合成によって生成されたブドウ糖がたくさん残っているので、多くなる。


(13)水溶性炭水化物を根から吸収させる技術
写真は理化学研究所が行った実験。酢酸を与えることで乾燥に強くなった。
これをザンビアで応用した。
発酵ケイフンに酢酸をつくる微生物をつけて施用したところ、干ばつに耐えて、作物は無事に生長することができた。


(14)水溶性炭水化物肥料
作物の収穫量・品質・耐病虫害能力は作物体内の炭水化物の量で決まる。作物は光合成によってブドウ糖をつくるだけなく、根から水溶性の炭水化物を吸収している。作物体内の炭水化物量は、光合成によるブドウ糖生成量と根からの水溶性炭水化物の吸収量の合算で決まる。


(15)BLOF栽培は2つの栽培理論で、多収穫・高品質・高栄養価・高耐病虫害性・安定生産を実現している。
①アミノ酸肥料を活用することで光合成で生成されたブドウ糖を余らせるエコ栽培技術
②水溶性炭水化物を土壌に施肥して、根から積極的に吸わせるアクディブ栽培技術

(16)BLOF栽培技術の設計図
BLOF栽培技術は、ミネラル肥料・アミノ酸肥料・中熟堆肥の3つの肥料を活用する。
①ミネラル肥料を活用して、光合成能力を向上させ、病虫害に対する防御力を向上させ、生命維持能力を向上させる。
そのためには、土壌分析と施肥設計の技術を使う。
②アミノ酸肥料を使い細胞をつくる能力を向上させる。
そのためには、発酵微生物を活用し、使いこなす必要がある。
③中熟堆肥を使い太陽熱養生処理を行い、土壌を団粒化させ、根の量を増やし、収量と品質を向上させる
そのためには堆肥をつくる技術(または、堆肥の良し悪しを見極める技術)と太陽熱養生処理を行う技術が必要となる。


(17)BLOF栽培技術を広めることで、水源の森を増やしていきたい
多収穫栽培技術の導入によって、栽培面積を減らすことができる。減らした畑を森にすることで、作物栽培に必要な水源を確保することができる。

地表が植物に覆われていないと、土壌は乾燥し劣化し、雨によって表土が流されてしまう。
土壌が植物に覆われれていたら、植物の葉は、雨粒をさらに細かく砕き、土壌が傷つくのを防ぎ、植物の根は土壌に水を貯えることができる。


(18)BLOF栽培技術を活用することで、これまでよりも早く森を再生させることができる。


(19)森を営む農業者
農業者は、畑と共に森をつくり、農業のための水源を確保すると共に、多くの人が使える水も守ることになる。
農産物を消費する人は、農産物を購入することで、森を営む農業者を助け、命の水を守ることに協力する。


(20)こどもたちが笑顔になることが、一番の幸せ
おなかを空かせているこどもがいるなら助けたい。誰もがそう考える。
しかし、いつまでも他力頼みではいけない。自力をつけなくてはいけない。
自分が食べるものを自分たちでしっかりつくることができる知識と技能を身に着けることが重要である。


(21)持続的な開発を成功させるためには教育が重要。
教育によって、自らのことを自分で考えることできるようなることが大事。
教育によって行動できるようになることが大事。
教育こそが社会をよくし、未来を切り開いていく力の源となる。



一般個人会員を募集しています!

2019年07月19日

日本有機農業普及協会は体制が整ってまいりましたので、本格的な会員募集をはじめます。

年会費:1万円/1人/1年
(年度は5月1日~翌年4月30日までです)

会員申し込みはこちら
https://www.jofa-blof.net/blof-2019-9-1

会員特典:
BLOF栽培をマスターするための技術情報の提供
※ 自主学習を支援するツールとして

技術情報の提供方法:
①会員専用HPが閲覧できるパスワードの発行
②セミナーの参加費割引
③作物別部会への登録(作物別技術情報の提供)

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Ⅱ.BLOFerによる社会貢献を4つ

私たちは誰もが食べないと生きていけない。だから農産物をつくる農業という仕事は、社会を支える最も根本的な仕事です。その根本がもしダメなら、社会も釣られてダメになるだろうし、その土台がしっかりしていれば、その上に構築される社会もしっかりしたものになる。だから、農業はいつも「いい仕事」をしなければならない。BLOFは農業のパフォーマンスが最高になるためのオペレーションシステムと考えていただいていい。BLOF栽培技術を使い、品質の良い農産物を生産する農業者をBLOFerとよんでいます。

(1)「おいしい」で食べる人を幸せにする。

食に関わる人の多くが、その「おいしさ」で人を幸せにしようと努力している。だから、素材をつくる私たち農業者が「おいしい」を諦めてはいけないと思う。「まずい」ものは人を幸せにしない。「まずい」ものは最終的に人を不幸にする。そのような場面に出会う度に、人間も生きものであるということを強く感じる。そして食べ物を扱う真の怖さを感じる。農産物の「おいしさ」は偶然ではなく、必ず、きちんと「おいしい」に至った必然的な理由がある。その理由がわからないと「おいしい」には、なかなかたどり着けない。逆に「おいしい」への道を知っている人は、迷わず最短距離で「おいしい」へたどり着くことができる。

BLOFは炭水化物重視の栽培技術です。甘さ、旨さ、コクがあるなどの味の原点であるブドウ糖を、作物に効率的にたくさん作らせる技術がBLOFです。「おいしさ」を生み出す道を知っている、それがBLOF栽培です。

(2)栄養価の高い農産物つくりで食べる人の美と健康を支える。

安いものしか買わない人は、けして絶滅しない。そういう人は、絶対に何割かは存在し続ける。それをニーズと思って「安さ合戦」に参戦してはいけません。究極の安さは、結局のところタダなのだから。価格というのは、需要と供給で決まるというけれど、経営学者のドラッカー氏は、生産された物やサービスによって、どれだけ人に感謝されたか、その貢献度で価値が決まるといっている。社会のニーズを満たすことで、ユーザーに感謝される。当たり前のことですが、意外と難しいものでもあります。私たちが行っていかなければならないことは、私たちのつくる農産物が、いかに人びとに感謝され、貢献することができるのか?その貢献の仕方というところを考え続けることができるかどうかではないでしょうか?

BLOFは炭水化物重視の栽培技術。作物の光合成能力を最大限にまで高めることで、ビタミンなどの栄養成分の多い農産物をつくることができる。栄養価の高い農産物つくりができることで、食べる人の健康維持に貢献できる。私たちが野菜を食べる理由。それは野菜に含まれるビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養素が、私たちの健康維持に絶対的に必要だから。だから野菜を食べる。野菜の持っている抗酸化力にも注目したい。細胞の酸化・老化を抑制するビタミン類やミネラルの総合力。野菜を食べることで美しくなることができる。BLOF生産者さんが増えた暁には、日本人の美貌は、高い土づくり技術によってつくられた、日本の野菜によって支えられているといいたい。

(3)農業を豊かにすることで、社会を豊かにする

日本の田舎は、今、岐路に立っています。人口は減り続け、住んでいる人の高齢化も進んでいる。現在ある自治体の半分が、あと数十年で、人口減少で存続が困難になるという予測まであります。都会の人を田舎に呼び戻す必要があると多くの地方自治体が考えていますが、最大の問題点は、仕事と働く場を作り出すことが難しいこと。田舎の基幹産業はやはり農業や林業。このすでに基盤のある農業や林業を復興させることが仕事つくりの一番の近道。それを行うのに、実は有機農業はかなり有望なのです。有機栽培は有機物を積極的に肥料として使う農業であり、有機物資源の豊富なところで栄えるという法則があります。「セルロースを制したものが、有機農業を制することができる」のだから、勝機は、田舎にこそあるのです。

BLOFは炭水化物重視の栽培技術。BLOF栽培では、セルロースのものならなんでも農産物をつくるための肥料にすることができる。木材も竹もススキも肥料にできます。山を資源として田畑を営み。土壌を豊かにすることで、水を守ることもできます。森を建築資材を生産する場とするだけでなく、有機質資源を得る場とすることで、森は豊かになります。森が豊かになると川も海も豊かになる。

(4)青い地球を守る・有機農業技術者による環境再生をめざす

私たちの暮らしは、衣食住はすべて、自然のめぐみの上に成り立っています。希少な動植物を守るためにサンクチュアリをつくることは、ととも大事だが、私たちの暮らしを支えている身近な自然生態系を守ることも、また同じくらい重要なことといえる。暮らしのすぐ隣にある私たちの暮らしを支えている身近な自然生態系を守るためためのノウハウは、BLOF栽培技術の延長線上にある技術であるということができます。私たちは、この地球の上で生きていかなくてはいけないと覚悟を決めて、これまでに壊してしまった森林や海の生態系を再生していくことも考えていかなくてはいけない時を迎えています。

BLOFは炭水化物重視の栽培技術。植物が光合成をしてブドウ糖を生産することで成り立っている生態系を基盤に、その基本法則から逸脱することなく、生産力を向上させようとするBLOF栽培技術は、生態系を再生させるために必要な技術や知識の基礎となります。身の回りの自然生態系に適切に働きかけて、自然のめぐみを豊かにし、暮らしを豊かにする。一度、壊れてしまった生態系を、もとの状態に回復させる。そのような仕事にBLOF有機農業技術者の活躍の場が広がっていくと期待しています。

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◆栄養価コンテスト募集要項はこちらから
http://www.jofa.or.jp/news/entry-193.html

今、先進国では、どことも医療費が国家財政を圧迫し、病気にならないように、日々の食を通じて健康を維持する「予防医学」の方へ大きく舵をきりはじめています。日々の食べるというあたりまえのことで健康を維持する社会。その実現のためには、農業者が栄養価の高い農産物を安定生産する技術を学び身に付けることが不可欠と考えています。農業者の新たなる社会貢献の方法として、ぜひ、栄養価の高い農産物つくりという農業を考えてみていただきたいと願っております。

日本有機農業普及協会は「栄養価の高い野菜つくり」をテーマとした短期集中講座を9月に神戸で予定しています。
どのような土つくり・栽培方法によって「栄養価の高い野菜つくり」は可能なのか?その技術について解説します。

◆BLOFセミナーin大阪(7月28日(日)梅田DTビル地下1階パソナグループ研修室)
http://www.jofa.or.jp/news/entry-194.html

◆BLOF栽培技術・短期集中講座in神戸 (9月14日、15日、21日、22日、28日、29日の土日6日間、兵庫県民会館1201号室)
http://www.jofa.or.jp/news/entry-192.html


一般個人会員の募集をはじめました!

2019年07月19日

日本有機農業普及協会は体制が整ってまいりましたので、本格的な会員募集をはじめます。

◆年会費:1万円/1人/1年
(年度は5月1日~翌年4月30日までです。)

◆会員申し込みはこちら
https://www.jofa-blof.net/blof-2019-9-1

◆会員特典:
BLOF栽培をマスターするための技術情報の提供
※ 自主学習を支援するツールとして活用してください。

◆技術情報の提供方法:
①会員専用HPが閲覧できるパスワードの発行
②セミナーの参加費割引
③作物別部会への登録(作物別技術情報の提供)

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Ⅰ.はじめにBLOFの強み(魅力)を4つ

(1) BLOF栽培は有機栽培の弱点を克服した最新の有機栽培技術であるということ。

有機農業には3つの弱点があります。1つ目は、初歩的なことですが、有機物を土中で腐敗させてしまうこと。わたしたちが腐敗したものを食べたとき、お腹を壊し、ひどい腹痛に襲われたり、もっとひどい場合には死んでしまうことがあるように、作物の根も腐敗したものを吸収した細胞は死んでしまいます。よって、有機栽培にとって、極めて重要なことは、有機物を腐敗させずに、必ず発酵させることです。2つ目の弱点は、この発酵によってもたらされます。有機物を発酵させて得られたアミノ酸や有機酸は、作物の生長を助けるだけでなく、これらの酸は、土中のミネラルをよく溶かし、ミネラルの吸収をよくします。結果、非常に品質の良いものが収穫できるのですが、土壌中のミネラルはどんどん減っていきます。この減り方が分かれば、減った分だけ足してやれば、持続的に安定して品質のよいものを収穫できるのですが、ミネラルの減りが理解できてないと、ミネラル欠乏を招き、病害虫に遭いやすくなったり、急に品質が落ちたり、収量が減ったりしてしまいます。3つ目は、堆肥の質です。堆肥は圃場にもっともたくさ入れるものです。この質が悪いと畑の作物はボロボロになってしまいます。土壌の団粒化が不足して、作中に土壌が締まってきたり、栄養成分に大きな偏りがあったり、堆肥の中に病原菌がいたりということもあります。

BLOF栽培は、この有機農業の弱点を克服するための技術体系です。①発酵菌を活用しアミノ酸で窒素を作物に供給し、細胞づくりを増進。②ミネラル欠乏を防止するために土壌分析を行い、栄養成分のバランスを最適化するために施肥設計を行い。③堆肥はきちんと配合し、適切に発酵させて、酸性の状態を保った中熟堆肥を使い、太陽熱養生処理をすることで、土壌の団粒化を促進し、養分を吸収するための根の増えるように、水分と酸素の量を最適化します。

有機農業の長い歴史の中で、諸先輩方が挑戦し克服してきた技術を集大成しています。ゆえに、これから有機農業を始める方はとてもラッキーと言えます。舗装されたまっすくの道を走ることができるのだから。

(2)BLOF栽培は炭水化物重視の栽培で、おいしい・高品質・高栄養価・安定生産と多収穫を両立させることができる。

作物が生長する基本は、「光合成によって炭水化物をつくること」につきます。光合成によって二酸化炭素と水と太陽エネルギーから生成されるブドウ糖。このブドウ糖が基本の原料となって、タンパク質の基のアミノ酸も、体を支える繊維の外壁の基のセルロースも、作物が生きていくためのエネルギーもつくられています。

BLOF栽培は、①光合成を行うのに必要なミネラルをバランスよく施肥し、光合成能力を増進します。②窒素を炭水化物付きのアミノ酸で供給し、アミノ酸合成に使われるブドウ糖を節約し、生長を促進させます。③天気が悪いと太陽エネルギーが不足して生育が悪くなりますが、堆肥を工夫することで、水溶性の炭水化物を根から吸収させて、光合成能力を補い安定生産します。

(3)農業を「理科」に戻す。科学的・論理的なアプローチで確かな再現性

農業は作物と人間の共同作業です。人間にできることは作物が育つ環境を整えること。つまり田畑の土をつくること。作物は与えらえた土壌環境に応じて良くもなるし、悪くもなります。つまり、種をまくまでが農業者の仕事。種をまいたら、そこからは作物の仕事ということができます。農業は自然を相手にしますが、自然に飲まれてしまってはダメです。自然のメカニズムを徹底的に熟知し、変わることない自然の法則をうまく利用して、目的の結果を確実に得る。農業は学校の科目でいうと「理科」です。ひとたび理科だとわかってしまえば、農業という仕事は「プログラミング」であることがわかると思います。あくまで科学的・論理的なアプローチをしていかないと、確かな再現性は得られません。BLOF栽培は、作物別に、高品質・多収穫・おいしい・栄養価も高く・病気知らずの安定生産できるという結果が得られるように作業手順を「プログラミング」したものです。

(4)持続可能性・環境保全はあたり前、有機栽培のテーマを食べる人の美と健康を守るものにしていきたい。

化学合成農薬と化学合成肥料を使わない有機栽培は、環境負荷が少ない地球にやさしい農業と位置づけられています。地球は有限であることを知ってしまったこれからの社会において、環境負荷が少なく持続可能性の高い農業でない産業は次第に淘汰されていくことででしょう。地球にやさしいだけでは、あたりまえすぎて、人生をかけるには物足りないのです。

BLOF栽培は、もっと「野菜を食べる理由」に注目し、「なぜ野菜を食べないといけないのか」を問い直します。その答えは、野菜が、その含まれている栄養成分、ビタミン・ミネラル・食物繊維などによって、「食べる人の健康を支えるもの」だから、これが野菜を食べなければならない理由といえるでしょう。先進国の多くで、医療費が増大し財政を圧迫し、深刻な問題となってきています。そこで病気にかからない予防医学の観点に注目が集まっています。日々食べるものに気を配ることで健康を維持し、病気にならないようにする。これがこれからの社会に必要なテーマになっていくことでしょう。ならば、食べるものをつくる農業者にとっても、避けては通れない道と考えます。

日本有機農業普及協会(JOFA)は、栄養価コンテストを毎年開催しています。どのような栽培方法によって作られた農産物が栄養価が高くなるのか?を明らかにしようという取り組みです。作物別に栄養価の高い順に並べてみて、栄養価の高い農産物を作っている人に、どのような栽培方法なのかを教えてもらう。これを繰り返すことで、栄養価の高い農産物の作り方を確立しようと考えています。そして技術的確立したものから順に、BLOF栽培の中で随時公開していっています。BLOF栽培は、常に進化もしているのです。

栄養価コンテストに、もっと多くの農業者の方に参加してもらいたい。それは「栄養価が高い農産物つくり」というテーマを持つことが、農業という産業がこれから発展していくための「成長のエンジン」になると考えているからです。「日本の農産物は土づくり技術のレベルが高いので、栄養価が高い」と世界中に知ってもらいたい。食は、「豊かな自然環境を維持できている日本にはかなわない」と世界中の人に思ってもらいたい。そんな未来をつくっていきたい。

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◆栄養価コンテスト募集要項はこちらから
http://www.jofa.or.jp/news/entry-193.html

今、先進国では、どことも医療費が国家財政を圧迫し、病気にならないように、日々の食を通じて健康を維持する「予防医学」の方へ大きく舵をきりはじめています。日々の食べるというあたりまえのことで健康を維持する社会。その実現のためには、農業者が栄養価の高い農産物を安定生産する技術を学び身に付けることが不可欠と考えています。農業者の新たなる社会貢献の方法として、ぜひ、栄養価の高い農産物つくりという農業を考えてみていただきたいと願っております。

日本有機農業普及協会は「栄養価の高い野菜つくり」をテーマとした短期集中講座を9月に神戸で予定しています。
どのような土つくり・栽培方法によって「栄養価の高い野菜つくり」は可能なのか?その技術について解説します。

◆BLOFセミナーin大阪(7月28日(日)梅田DTビル地下1階パソナグループ研修室)
http://www.jofa.or.jp/news/entry-194.html

◆BLOF栽培技術・短期集中講座in神戸 (9月14日、15日、21日、22日、28日、29日の土日6日間、兵庫県民会館1201号室)
http://www.jofa.or.jp/news/entry-192.html


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