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お米づくり土壌分析・施肥設計講習会の開催のお知らせ

2018年03月16日

BLOFお米づくりセミナー:土壌分析・施肥設計講習会を下記の日程で開催いたします。
どうぞ、ご参加ください。

①日時:4月5日(木)午前10時~午後4時30分(昼休憩1時間を挟む)

②場所:金沢みなと会館(石川県金沢市無量寺通り部80)

③内容:
午前10時~12時:土壌分析と施肥設計の解説
昼休憩1時間を挟む。
午後1時~4時30分 土壌分析と施肥設計の実習

④参加費:3,000円(1検体の土壌分析試薬代を含む)/1人

⑤土壌分析費用:2検体目から1検体あたり2,000円

⑥水田の土壌検体をご持参ください。乾かさなくても、生土のままで検査できます。

◆参加人数の把握のため、参加希望の方は下記へメールで、ご連絡ください。
メール宛て先:info@jofa.or.jp


あらゆる農法において、高品質・多収穫をめざすなら、施肥改善を行う必要がある。施肥改善なしに、高品質・多収穫が望めないのは、作物は、何か足りない要素があれば、それが原因となって、それ以上、収量が伸びないからである。このことは古くから知られており、近代農業のはじめにおいてリービッヒはドメネックの樽というたとえでこれを説明した。樽の中の水が収量。樽の中の水の量は、樽を構成する木片の一番短いところで決まる。


有機栽培は、堆肥と土壌微生物の働きで、どんどんフカフカの団粒構造になっていく。団粒構造になれば、なるほど、土は空気を多く含むようになり、軽くなってしまう。根の張りが向上し、根量が増える団粒構造であるが、団粒構造の土壌は、従来の重量法の土壌分析では誤差が大きくなってしまう。よって体積法による土壌分析を奨めています。これはお米をつくる田んぼの土壌でも同じで、収穫後に秋ワラ処理をしっかり行うことで、水田でも土壌は団粒化していく。


ミネラルの役割は大きく3つあります。①作物が生きていくためのエネルギーであるブドウ糖を生産する光合成に必要なミネラル。②代謝に関わる酵素を働かせるために必要な生命維持に必要なミネラル。③動き回れない作物は、センイの壁を厚くして身を守っているのですが、これを助ける防御に必要なミネラル。


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