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9月のオンラインBLOFセミナー開催のお知らせ!

2021年08月11日

オンラインBLOFセミナー(9月開催分)のお知らせ!
①9月1日(水)午後7時~10時  BLOF栽培理論基礎セミナー
②9月2日(木)午後7時~10時  BLOF土づくり技術・太陽熱養生処理技術セミナー
③9月3日(金)午後7時~10時 BLOF水稲・秋藁処理技術セミナー
講師:中村隆宏(JOFA・BLOFインストラクター)

◆1.参加費:5,000円/1日/1人

ZOOMを使用してオンラインで行います。
講義資料はドロップボックスにて配布いたします。
復習用にアーカイブを設置します。
参加者の方には8月10日に、受講用URLとパスワードを送らせていただきます。
質問はメールでお受けします。

◆2.参加申し込みは上記の申し込みフォームよりお願いいたします。

https://www.jofa-blof.net/blof-6

代金は8月30日までに、下記に振り込みでお願いいたします。
お手数ですが、お振り込みの後、info@jofa.or.jp
へ振り込み完了の旨のメールをお願いします。

◆3.振込先案内
株式会社ゆうちょ銀行
●ゆうちょ銀行以外の銀行からのお振込みの場合
【店番】118

【支店名】一一八支店(イチイチハチシテン)
【口座番号】普通預金 4221035
【口座名】社)日本有機農業普及協会
【読み方】シャ)ニホンユウキノウギョウフキュウキョウカイ
●ゆうちょ銀行からのお振込みの場合
【記号】11150
【口座番号】普通預金 42210351
【口座名】社)日本有機農業普及協会
【読み方】シャ)ニホンユウキノウギョウフキュウキョウカイ

◆4.セミナーの内容の紹介


◆9月1日(水)午後7時~10時  BLOF栽培理論基礎セミナー

栽培方法がわからないのに闇雲に土をいじって、種子を撒いても、いい結果は得られません。農業は自然のメカニズムを学び、そのメカニズムを重視して、適所に適切に働きかけて、実りをより確実に多くするというものです。よってどんな経験よりも、理論を先行させた方がうまくいきます。今、目の前で起こっていることがどういうことなのか「わからない」よりも、分かった方が良いです。そして結果には必ず原因があり、そのつながりが理解できないと農業での成果は上がっていきません。「BLOF栽培理論」は有機栽培技術者の育成を目指し、小祝政明氏が提唱している栽培理論です。「生きもの=エネルギー体」ということを重視して、エネルギーの貯蔵庫であり、体をつくる材料でもある「炭水化物」をテーマに作物栽培を見ていきます。講義の流れは、①BLOF栽培の実績(高品質・多収穫・高栄養価・高い病虫害抵抗性を実現しています。その理由は?)。②炭水化物重視の栽培(1)炭水化物生産を行う光合成能力をミネラル肥料施肥で向上させる。③炭水化物重視の栽培(2)炭水化物付きの窒素肥料であるアミノ酸肥料の使用で、炭水化物の消費を節約。④炭水化物重視の栽培(3)水溶性炭水化物を根から吸収させて、光合成による炭水化物生産を補完する。⑤2回目、3回目の土づくり技術のセミナーに続く序章として、土壌を調べて、肥料を駆使して、つくりたい作物にとっての最適な環境をつくることができます。最適な環境に育つわけですから、作物は良く育ちます。土壌を団粒化すると根の量は増え、施用した肥料の吸収が良くなり、作物は良く育ちます。畑での土づくりのキーワードは根が増える土壌条件「土壌団粒化」となります。


◆9月2日(木)午後7時~10時  BLOF土づくり技術・太陽熱養生処理技術セミナー

畑における土づくり技術として「太陽熱養生処理技術」を紹介します。近代農業の弱点はトラクターがつくる耕盤です。この耕盤によって根域が制限されてしまうと作物はうまく育ちません。雨が多いと水が溜まって根が死んでしまうことも起きます。有機栽培ではこの耕盤を緩めるたり、破砕したりする技があります。菌で耕すので「菌耕(きんこう)」と呼ばれています。①土壌が団粒化するメカニズムの理解。②土壌が団粒化すると根量が増えるメカニズム。③土壌を団粒化する太陽熱養生処理の具体的なやり方と注意点。④BLOF栽培の特徴のひとつでもある「生きた菌を生きたまま使う」ための菌の拡大培養技術。⑤はおまけ。太陽熱養生処理を行うとカビの仲間の糸状菌が激減し、放線菌が増えるメカニズムについての解説。太陽熱養生処理を行うと病害虫に強い土壌にすることができます。


◆9月3日(金)午後7時~10時 BLOF水稲・秋藁処理技術セミナー

水稲の土づくりは、収穫後の圃場に残されたワラを活用します。ワラは収穫したお米の1.5倍の重さがあります。500キロのお米を得たならば、750キロのワラも得ているのです。水稲において500キロを超えて施用する肥料は、ほぼありません。知らず知らずのうちに一番、施用しているのがワラということになります。しかしこのワラ。発酵分解させたなら肥料です。もしも、腐敗させてしまったら、根痛みの原因となり、翌年のお米は、もう取れないかもしれません。ここに運命の分かれ道があります。セミナーでは①稲が健康で勢い良く育ったときの姿を紹介。②溶け出しのよいアミノ酸肥料の利点。③白い根と赤い根の違い。④秋藁処理の方法。⑤石灰と苦土の重要性。


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